
男鹿の怪獣は夕日をバックに炎を吐き出す。
鵜ノ埼海岸から県道59号線沿いを車で0分。前方にゴツゴツとした岩の岩礁地帯が見えてくる。釣りスポットとして有名な秋田県男鹿半島の南西、潮瀬崎。そこには地元で有名なゴジラ岩が構えている。3000万年前の火山噴出物でできていて、その下にある泥岩や砂岩は、含まれている化石からみて、海でできた可能性があるそう。波の浸食によって作られた高さ5~6メートルほどの造形はまさに自然の悪戯、怪獣ゴジラ。海辺で口を開き今にもけたたましい声をあげるかのよう。しかもそのゴジラ、昼間に見ても十分見ごたえがあるが、夕日が沈む時間帯に見る背景が真っ赤になり、夕日が岩に重なると、まるで炎を吐いているようで見応えあり。
潮瀬崎には駐車場あり、駐車場から見える潮瀬崎灯台へ向かって約3分ほど歩いてき、灯台の少し手前で右手を見れば見ることができる。また潮瀬崎灯台の下は小高くなっていて、そこから望む景色も格別。こども連れでもカップルでも、歩きやすい格好であれば気軽に見ることができるのでぜひ一度は見ていただきたい観光スポットだ。
(文/太陽印刷株式会社 二方)



Information
ゴジラ岩
〒010-0535 秋田県男鹿市船川港小浜 ゴジラ岩
車から降り、岩場を2分ほど歩く。
男鹿駅から車で20分ほど。駐車場はありますが少し岩場を歩くことになりますので、歩きやすい靴が良いです。夕日に照らされたゴジラ岩を見るには10~1月は午後4時台、2・3・9月は午後5時台、4~8月は午後6時台の時間帯に訪れると良いでしょう。雨や風が強い日は波があれるので注意しましょう。