
北緯40度。男鹿半島北西のキャンバス。入道崎
芝生の緑、空と海の美しい青が果てなく続く入道崎。ここは男鹿半島の西北端。北緯40度線にも位置し、それを示すモニュメントも置かれている。ぴったり北緯40度の視点から向こう側を見渡すことはできるだろうか?
入道崎からは男鹿観光遊覧海底透視船が出ており、30分ほどで沖合の岩礁、水島までの間を往復する。近辺には男鹿の新鮮な魚介類を使った料理や、石焼き料理を楽しめる飲食店が多く並んでいる。食後のデザートとして食べてほしいのがソフトクリーム。しかし、こちらただものではない、「黒い」ソフトクリームである。「黒い」とはどういうことか、その正体は男鹿で取れる竹炭塩とよばれる塩である。近ごろしょっぱいスイーツ自体は珍しくないが、竹炭塩がかけられたソフトは、めったに食べられない。ぜひ一度食べてみてほしい。
日本海に沈む夕陽を見に来る人も多い。秋冬の時期は16時頃~17時半頃が見ごろになる。気温がぐっと低くなるので、服装には注意を。
入道崎は家族、友だち、恋人、一人で来ても楽しめる。あなたは誰と入道崎を訪れるだろうか?
文/秋田大学 小西



寄稿者から
見晴らしが良い美しい景色が見れる入道崎はきっとあなたの心をリフレッシュさせてくれることでしょう。おいしい食を楽しみながらぜひその景色を眺めてみてはいかがでしょうか。
Information
男鹿駅から車で30分、男鹿半島北西端にあります。「日本の灯台50選」にも選ばれた灯台には灯台資料展示室も併設されていますので、灯台の歴史や知識を知ることができます。(営業時間:4月下旬~11月上旬の9時~16時/料金:一般200円、小学生以下無料)
また、灯台下の船着き場では海底透視船にも乗れます。
入道崎
〒010-0675 秋田県男鹿市北浦入道崎 昆布浦2
駐車場から5分ほど歩く。
営業時間:4月下旬~10月末の8時30分~16時30分
料金:大人1,100円、小学生550円、幼児無料